こんにちは、よっしーです。
今日から「あれ」の販売を開始しました。
ヒントは今からが旬で、イネ科の多年草で、山口県では阿知須だけでしか栽培されていない物です。
これで分かった方はすごいですね。
阿知須マニアですね。
そう、「あれ」とは「マコモタケ」の事です。
2か月前から首を長~くしてお待ちいただいたお客様も数名いらっしゃいました。
さあ、お待たせしました。どうぞお買い求めください。 1袋 350円 です。
食べ方は写真にある緑色の皮をむいていただくと中に白い身が出てくるのでそれをお好みの大きさに切って調理する方法です。
調理方法は和・洋・中なんでもござれです。
みそ汁の具、炊き込みご飯の具、サラダ、
天ぷら、酢の物、煮物、炒め物、
カレー・シチュー・グラタンの具など
マコモタケ自身にはクセがほとんどなく、柔らかい筍のような歯ざわりがあり、ほのかな甘味とかすかにとうもろこしのような香りがします。色々な料理に利用できますのでどうぞ。
最後に、毎年、マコモタケを買われた方から
お電話いただく事があるのが
「マコモタケに黒い斑点があるんだけど、カビじゃないよね?」です。
安心してください。
カビではありません。
この斑点は黒穂菌(くろぼきん)と言います。
これが寄生しやすく、感染しているマコモは夏を過ぎると、寄生した黒穂菌の影響で根元の部分の茎が肥大してきます。
その膨らんで太くなった茎の部分を「マコモタケ」と呼びます。
この黒穂菌の胞子は成熟すると墨のように真っ黒で、かつてはマコモダケから採取した黒穂菌の胞子を「マコモズミ」と呼び、お歯黒や眉墨、漆器の顔料などに用いられてきた歴史もあるそうです。
だからマコモタケの生長には必要な物なので
変な物ではありません。
もちろん食べても害はありませんので安心して食べてください。
では、次回の更新まで。